乳児家庭訪問事業で調査票14人分が所在不明 - 西宮市
乳児がいる家庭の孤立化を防ぐため、家庭訪問を実施する兵庫県西宮市の「健やか赤ちゃん訪問」事業において、一部調査票が所在不明となっている。
同市によれば、「健やか赤ちゃん訪問」において、民生委員が訪問後に提出する調査票14人分の所在がわからなくなっているもの。調査票には、担当民生委員の氏名、乳児の氏名、生年月日、性別、保護者の氏名、住所などが記載されている。
5月に2月分の調査票13人分が未返却になっているとして、同市担当者が民生委員に連絡したところ、民生委員は返却したとしており、所在がわからない状態となっていることが判明。
6月にも民生委員から返却された4月訪問分の一部調査票が未返却だったことから、担当する民生委員に確認したところ、調査票1人分を紛失した可能性があることが判明した。
調査票は毎月の地区定例会で主任児童委員に返却することになっているが、主任児童委員が定例会を欠席し、別の民生委員へ渡すなど、やり取りの過程で紛失した可能性があるという。
同市では、対象となる14人に対し市の担当者が訪問して説明と謝罪を行うとしている。
(Security NEXT - 2021/07/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開