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米政府、サイバー空間の「バッドプラクティス」をリスト化

ひとつは、ライフサイクルを終えた場合など、サポートがないソフトウェアの利用。もうひとつは、「デフォルト」や「固定」「既知」のパスワードや認証情報を使用することを挙げている。

いずれもリスクを大幅に高める慣習であり、特にインターネットにアクセスできる環境では危険であると非難した。

これらは従来より繰り返し指摘されてきた問題だが、「バッドプラクティス」として公開されたということは、それだけ「悪しき慣習」が今でも蔓延していることを示している。

CISAでは、同リストについて、掲載している「バッドプラクティス」はあくまで一部に過ぎず、リストに未記載の行為が必ずしもCISAによって許容されているわけではないと付け加えている。

(Security NEXT - 2021/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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