Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache httpd 2.4.48」がリリース - 脆弱性8件を修正

「Apache HTTP Server」の開発チームは、セキュリティアップデートとなる「同2.4.48」を6月1日にリリースした。

脆弱性によって影響を受けるバージョンは異なるが、今回のアップデートでは、あわせて8件の脆弱性に対処した。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

今回のアップデートにおいて、4段階中2番目に高い「重要(Important)」とされる脆弱性は、「HTTP/2」のプロトコル処理に明らかとなった「CVE-2021-31618」の1件のみ。細工した「HTTP/2」リクエストによって、NULLポインタ参照が生じて子プロセスがクラッシュし、サービス拒否に陥るおそれがある。

重要度「中(Moderate)」とされる脆弱性は3件。「mod_proxy_wstunnel」の処理に起因し、認証をバイパスされるおそれがある「CVE-2019-17567」や、「MergeSlashes」ディレクティブの設定によって意図しないURLと一致する「CVE-2021-30641」、「Windows」において権限のないローカルユーザーによってhttpdを停止できる「CVE-2020-13938」などを修正した。残る4件は、もっとも低い「低(Low)」とレーティングされている。

開発チームでは脆弱性を修正した「同2.4.48」をリリース。セキュリティ機関などもアップデートを呼びかけている。今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2019-17567
CVE-2020-13938
CVE-2020-13950
CVE-2020-35452
CVE-2021-26690
CVE-2021-26691
CVE-2021-30641
CVE-2021-31618

(Security NEXT - 2021/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ブラウザ「MS Edge」にセキュリティ更新 - 脆弱性3件を修正
「Langflow」にプロンプトインジェクションによるRCE脆弱性
「PTXシリーズ」搭載の「Junos OS Evolved」に深刻な脆弱性
ゼロデイ攻撃による「Cisco SD-WAN」侵害を確認 - 米当局が緊急指令
UIライブラリ「Swiper」に深刻な脆弱性 - 利用アプリは注意
ウェブメール「Roundcube」の脆弱性2件が攻撃の標的に
オブジェクトストレージ「RustFS」にXSS脆弱性 - 乗っ取りのおそれも
「Trend Micro Apex One」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「FinalCode Client」に複数の脆弱性 - 上書きインストールを
「ServiceNow AI Platform」に脆弱性 - 1月以降のアップデートで修正