サーバやPCがランサム被害、多くの稼働機器に痕跡 - 油脂など扱う商社
油脂や医薬品、化学薬品などを扱う商社のカネダは、不正アクセスを受け、ランサムウェアによる被害が発生したことを明らかにした。
同社の発表によれば、6月2日早朝に社内システムにおいてランサムウェアによる被害が発生したもの。一部サーバやパソコンがアクセスできなくなったほか、それ以外の稼働している機器においても、多くの痕跡を確認しているという。
具体的な被害規模や情報流出などの影響、脅迫の状況については明らかにしてらず、本誌では同社に取材を求めたが、取材には一切応じられないとしてコメントは得られなかった。
同社は全社システムを停止、ネットワークの遮断を行い、影響の範囲や原因の特定を進めるとともに、影響を受けたシステムの復旧を進めるとしている。
(Security NEXT - 2021/06/11 )
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