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JA高崎ハムの通信販売サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性

JA高崎ハムが運営する通信販売サイト「高崎ハムオンラインショッピング」が不正アクセスを受け、利用者のクレジットカード情報が外部へ流出し、不正に利用された可能性があることがわかった。

同サイトのシステムに存在した脆弱性を突く不正アクセスがあり、決済アプリケーションが改ざんされたもの。同サイトで利用されたクレジットカード情報が外部に流出し、一部が不正に利用された可能性がある。

対象となるのは、2020年2月3日からクレジットカード決済を停止した2021年1月6日にかけて同サイトを利用した顧客123人のクレジットカード情報183件。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどが含まれる。

1月6日に情報が流出した可能性についてクレジットカード会社より指摘があり、問題が発覚した。外部事業者による調査は2月26日に終了。3月22日に警察へ被害を申告し、所管する農林水産省には4月28日に報告した。

同社は、対象となる顧客に対して、6月9日よりメールや書面を通じて個別に経緯を説明するとともに謝罪。クレジットカードにおいて身に覚えのない請求が行われていないか、確認するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/06/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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