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「vCenter Server」脆弱性、実証コード公開済み - 5月28日ごろより探索も

「VMware vCenter Server」に深刻な脆弱性が見つかった問題で、JPCERTコーディネーションセンターは実証コードが公開済みで探索行為も確認されているとして、注意喚起を行った。

「CVE-2021-21985」は、デフォルトで有効となっているプラグインに起因し、443番ポートへアクセスできる攻撃者によってホストOS上で特権によりコマンドを実行されるおそれがある脆弱性。米時間5月25日にアップデートがリリースされている

米サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、サイバー攻撃者が同脆弱性の悪用を試みる動きを認識しているとして、米時間6月4日にアップデートを呼びかけるアナウンスを行った。

JPCERTコーディネーションセンターにおいても、アップデート公開時より同脆弱性についてアナウンスを行ってきたが、注意喚起の内容を更新し、任意のコードを実行する実証コードが公開されていることを報告。

さらに5月28日ごろより同脆弱性を探索する通信も観測されているとの情報も得ているとし、脆弱性の影響を受ける製品を利用している場合は、すみやかに対策や回避策を適用するよう広く呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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