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「VMware vCenter Server」に深刻なRCE脆弱性 - 早急に対応を

「VMware vCenter Server」「VMware Cloud Foundation」にリモートよりコードを実行されるおそれがある深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されており、同社は早急に対策を検討するよう利用者へ呼びかけている。

両製品に2件の脆弱性「CVE-2021-21985」「CVE-2021-21986」が明らかとなったもの。「CVE-2021-21985」は、外部のセキュリティ研究者より非公開で報告を受けた脆弱性だという。

「CVE-2021-21985」は、HTML5ベースの「vSphere Client」において、「vCenter Server」でデフォルトで有効となっているプラグイン「VirtualSAN Health Check」で入力検証を行っておらず、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性。

同プラグインの使用の有無に関わらず影響を受けるとされており、悪用されると、「vCenter Server」のホストOS上で特権によりコマンドを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは、「9.8」。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2021/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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