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新型コロナワクチンの接種券付き予診票を誤送付 - 大阪市

大阪市保健所において、高齢者施設従事者用の新型コロナウイルスワクチン接種券付き予診票を、異なる施設へ誤って送付するミスが発生した。

同市によれば、5月19日に委託業者が各高齢者施設宛てに新型コロナウイルスワクチンの接種券付き予診票を送付したところ、同月21日に1施設から、他施設の予診票が封筒に入っていたと問い合わせがあり、誤送付が判明した。

同様のミスがほかに発生していないか確認したところ、別の1施設についても異なる施設の予診票が誤って送付されていることがわかった。

誤送付されたのはあわせて66人分の予診票で、氏名や住所、生年月日、性別、所属機関などが記載されている。

同市福祉局において、高齢者施設の一覧表のデータを保健所への送付用に保存する際、2施設のデータを誤って別の施設名で保存したことが原因としている。

同市では誤送付先を訪問し、説明と謝罪を行って書類を回収した。個人情報を誤送付した66人に対しては、施設と調整のうえ対応するとしている。

(Security NEXT - 2021/05/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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