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個人情報書類を誤廃棄、庁内書庫への引継ぎ時に判明 - 大阪市

大阪市は、都市整備局において、個人情報含む「民間すまいりんぐ供給事業」の関係書類を誤って廃棄していたことを明らかにした。

同市によれば、9月4日に部署で保管していた簿冊を庁内書庫へ引き継ぐことに向け、点検を行っていたところ、引き継ぎ予定簿冊に綴られているはずの書類が見当たらないことが判明した。

職員への聞き取り調査など行ったところ、誤って廃棄していたことが同月12日に明らかになったという。

対象となるのは、民間の住宅供給事業者に対する補助金交付額の決定書類。事業者45人分の氏名、住所、補助対象の物件名称と、入居者687人分の氏名、住所、世帯人数、世帯主年齢、所得金額、契約家賃、入居者負担額などが記載されていた。

整理した際に、他書類と分別せずに作業し、廃棄時に確認が不十分だった。執務室内で発生した誤廃棄であり、溶解処理により廃棄されたことから、外部への情報流出については否定している。

今回の問題を受け、今後は作業スペースの確保を徹底し、複数人で確認した上で不要となった文書を廃棄するとしており、職員に周知徹底することで再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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