Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中学校で生徒の個人情報含む書類が所在不明 - 大阪市

大阪市は、中学校において生徒の個人情報が記載された書類が所在不明となっていることを明らかにした。

同市によれば、11月20日、チャレンジテストの事前準備のため、使用する「令和3年度すくすくウォッチ(5年生)かい答用紙(1)表紙」の保管場所を確認したところ、2年生248人分の表紙が見当たらないことが判明したもの。

紛失した表紙は、学力を経年的に比較できるよう個人を識別する番号が付された文書で、生徒の氏名、これまで在籍した学級、出席番号、出身小学校が記載されている。1月に実施したチャレンジテストにおいて使用し、職員室で保管していた。

正規の保管場所である金庫に保管していなかった。誤って廃棄した可能性が高いと説明。同校では、対象となる生徒や保護者に経緯の説明と謝罪を行っている。

同市教委は同校に対し、個人情報管理に関する校内規定をあらためて教職員に周知し、取り扱い方法を十分確認するよう求めた。あわせて複数人で確認するよう管理の徹底を指導していくとしている。

(Security NEXT - 2024/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

動物保護管理センターで緊急連絡用携帯電話を一時紛失 - 新潟県
HPE Arubaの「AOS」に複数の脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」に複数脆弱性 - 1月21日にアップデート予定
「Node.js」のEOL版に重大な脆弱性 - すみやかに更新を
委託先で法定調書作成用の資料を誤送信 - 東急グループ会社
保護者の同意書を紛失、小学校職員室の机で保管 - 神戸市
「Sentry」のSSOに脆弱性 - なりすましのおそれ
Ivanti、3製品でアップデートを公開 - 脆弱性を解消
「Aviatrix Controller」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「NVIDIA Container Toolkit」に複数脆弱性 - アップデートを公開