Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

小学校児童の個人情報含む書類を一時紛失 - 大阪市

大阪市は、小学校において児童の個人情報が記載された書類を紛失していたことを明らかにした。書類は隣接する施設で発見され、回収されたという。

同市によれば、2024年12月20日に隣接する施設から、同校の成績一覧表1枚と通知表1枚を施設内で発見したとの連絡があり、問題が判明したもの。

成績一覧表には児童33人分、通知表には1人分の氏名、在籍学級、出席番号、学習の記録が含まれており、通知表にはくわえて行動の記録についても記載されていた。

いずれの書類も12月12日に実施された個人懇談会で使用していたものだという。

懇談会で使用された資料は、終了後に担任が職員室でシュレッダーにより処理を行っていた。隣接する施設から発見された経緯についてはわかっていないという。

同校では対象となる児童と保護者に、経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2025/01/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消