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「BIND 9」に3件の脆弱性 - RCEやDoS攻撃のおそれ

CVSS値が「7.5」と次に高い「CVE-2021-25215」は、DNAMEレコードのクエリ応答でアサーションエラーが発生する脆弱性。さらにIXFRによるゾーン転送時にSOA情報が欠落しアサーションエラーが発生する「CVE-2021-25214」が判明した。セカンダリサーバのみ影響を受ける。

Internet Systems Consortium(ISC)では、これら脆弱性に対処した「BIND 9.17.12」「同9.16.15」「同9.11.31」をリリースした。

脆弱性の判明を受けて、日本レジストリサービス(JPRS)やJPCERTコーディネーションセンターでは、アップデートを実施するなど利用者へ対策を講じるよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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