Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバ3台がランサムウェア被害 - 岡野バルブ製造

4月27日の時点で個人情報や機密情報の流出、生産設備への影響などは確認されていないが、同社では、端末の状況や、サーバ、ネットワーク機器などのログをもとに侵入経路や被害の範囲について解析し、データが流出した可能性も含めて影響を調べる。

バックアップについては実施していたが、一部情報が消失している可能性もあるとし、対象となるデータについて精査していく。

また復旧作業は、生産関連のデータなど、顧客に影響があるデータを最優先に進めていると説明。特にメールサーバにおける被害が大きく、完全復旧には時間を要するとしているが、顧客対応が必要となる部署を優先しつつ、段階的に復旧していくとしている。

(Security NEXT - 2021/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害を確認、調査や復旧急ぐ - 福祉用具レンタル会社
ランサム被害で取引先情報が流出した可能性 - ニチノー緑化
複数機器でランサム被害、情報流出など調査中 - 日本ジッコウ
オーエム製作所のランサム被害 - 個人情報流出の可能性
ランサムで複数システムが停止、従業員情報など流出 - 日邦バルブ
ランサム感染でネットワーク遮断、授業は継続 - 宮学女大
ランサム被害でサーバを停止、詳細を調査 - 三笑堂
ランサム攻撃でオンライン受注システムに障害 - トーモク
委託先でランサム被害、調査完了まで約11カ月 - 損保ジャパン
業務用端末1台がランサム感染、被害状況を調査 - 中京海運