Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Interop Tokyo、セキュリティ部門で4製品がアワードを受賞

千葉県幕張メッセにおいて、「Interop Tokyo 2021」が、4月14日より16日まで3日間の日程で開催されている。

「Interop Tokyo」は最新技術のネットワークにおける「相互接続性(Interoperability)」を検証することを目的に1994年にスタートしたイベント。

最新のネットワーク製品が出品されているほか、学術界や研究機関、産業界よりトップエンジニアが参加して構築したネットワーク環境「ShowNet」が見どころとなっている。「ShowNet」ではネットワークのトポロジ図や稼働する機器を収容したラックを展示。NOCチームによる有料のウォーキングツアーなども開催されている。

イベント開催初日の14日には、「Best of Show Award 2021」の受賞製品が発表された。セキュリティ部門では、ファイナリスト11製品より4製品が選出された。

グランプリは、アズジェントの「Karamba's Total IoT Security」。従来自動車向けのセキュリティ製品を開発してきたノウハウを活かし、IoT機器全般へとターゲットを拡大。セキュリティ機能の組み込みに加えて、脆弱性の検証、脅威状況のモニタリングまで含めたトータルソリューションに進化した。欧州ではすでに10万台超の規模で稼働している事例もあるという。

準グランプリには、「Hyper-V」でホストOSと同時にワークスペースOSをセキュアに起動できるアズジェントの「Hysolate Workspace」や、既存ロードバランサ「A10 Thunder 3350S」で利用できるDDoS対策機能「ZBAR(Zero-day source Behavior Attack Recognition)」が受賞した。また審査員特別賞には「NDR」である「ExtraHop Reveal(x)」が選出されている。

(Security NEXT - 2021/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

セキュリティ分野の総務大臣奨励賞、2名2団体を選出
政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催
2023年度の「JPCERT/CCベストレポーター賞」が決定 - 多数インシデントを報告
セキュリティ分野の総務大臣奨励賞を発表 - 早大教授の森達哉氏ら受賞
「JNSA賞」2名が受賞 - 3団体に特別賞
若年層向けセキュリティ啓発コンクールの受賞作品を公開 - IPA
JPCERT/CC、「ベストレポーター賞 2022」を発表
サイバー防御力競う「ハードニング競技会」がグッドデザイン賞
「情報セキュリティ白書2022」の無料PDF版を公開 - IPA
Interop Tokyoが幕張メッセで開幕 - 「Best of Show Award」が発表