Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

経産省の中小企業支援サイトで個人情報が閲覧可能に

経済産業省が提供する中小企業の支援サイトにおいて、投稿された意見や感想など個人情報が第三者に流出したことがわかった。

不具合があったのは、中小企業事業者向けに補助金などの支援制度や事例を紹介するウェブサイト「ミラサポplus」。同省によれば、2020年8月3日から2021年4月6日にかけて、記事に対する意見や感想などが第三者より閲覧できる状態だった。12人分の氏名やコメントなどが含まれる。

4月6日にコールセンターへ問い合わせがあり、調査したところ問題が判明。同日、同サイトの運営事務局において対象となる個人情報を削除した。

個人情報が閲覧された可能性がある利用者に対しては、翌7日にメールで経緯の報告と謝罪を実施。原因については特定しており、すでに対策済みとしている。

(Security NEXT - 2021/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

中小企業補助金の採択者情報、元関係者が不正持出か - 支援実績と営業に利用
「IT導入補助金」の2023年後期サイトで情報流出
セミナー案内メール、宛先に別人氏名 - 大阪府
政府の事業再構築補助金事業、応募者情報約1万件を誤送信
委託終了の人材確保支援サイトにサイバー攻撃 - 沖縄総合事務局
メーリングリストの返信設定に誤り、返信メールが流出 - 秋田労働局
新型コロナ対応融資を行う金融機関宛てのメールで誤送信 - 山口県
新コロ対策中小企業支援で相談者情報を外部公開 - 京都市
同報メールで一部メアドを宛先に記載 - 大阪府
誤送信で専門家派遣事業利用者8046人分のメアド流出 - 経産省