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政府の事業再構築補助金事業、応募者情報約1万件を誤送信

事業の再構築を目指す中小企業を支援する政府の事業再構築補助金事業において、応募事業者に関する情報を記載したファイルを、誤って別の応募事業者へメールで送信するミスが発生した。

同事業の事務局運営を受託しているパソナによれば、8月1日11時半過ぎ、6月30日に締め切った第10回公募に応募した事業者の情報が記載されたファイルを、誤って10事業者へメールで誤って送信するミスがあったという。

誤送信したファイルには、応募事業者名、gBizID、担当者の氏名やメールアドレス、受付番号など1万1036件が記載されていた。

同社では誤送信先の事業者に対し、メールや添付ファイルの削除を依頼。削除されたことを確認した。また対象となる応募事業者と連絡を取っている。

(Security NEXT - 2023/08/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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