Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

再就職支援者の個人情報を企業に誤送信 - 東京しごとセンター

東京都は、「シニア中小企業サポート人材プログラム」を提供する「東京しごとセンター」においてメールの誤送信が発生したことを明らかにした。

都によれば、7月3日17時半ごろ、指定管理事業者の東京しごと財団において、人材情報を企業488社に提供する際、誤って個人情報をメールで送信するミスがあったという。

本来は個人を特定できないよう一部情報を削除してファイルを送信すべきところ、内部保存用のファイルを送信。再就職の支援を希望した56人に関する希望職種、希望条件、おもな職歴、資格、自己PR、最寄駅にくわえて氏名や年齢、性別などがそのまま記載されていた。

同日、同団体職員が送信したメールを確認し、誤送信に気づいた。

同団体では、誤送信先に対して問題のメールを削除するよう依頼。関係者に対して経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意