「SAP」を狙うサイバー攻撃、事業停止のリスクも - 利用企業は早急に確認を
脆弱な構成の「SAPアプリケーション」を狙ったサイバー攻撃が展開されているとして、SAPや海外政府機関が注意喚起を行った。事業に多大な影響を及ぼすおそれもある。
パッチが未適用のまま利用していたり、設定などに問題がある「SAP」の利用環境を狙ったサイバー攻撃が確認されていることから、SAPとOnapsisが共同で注意喚起を行ったもの。
SAPでは、脆弱性を修正するアップデートを提供してきたが、数カ月から数年にわたり未適用となっているケースが見られると指摘。多くのケースでインターネットより攻撃を受けるおそれがある危険な状態に置かれているという。
両社は実際に展開されているサイバー攻撃に関する脅威情報を取りまとめ、レポートを公開。利用者に対して、自組織の利用環境における影響を確認し、リスクがある環境においてはフォレンジック調査を行ってサイバー攻撃を受けていないか確認し、セキュリティ設定の見直しなど実施するよう強く求めている。
(Security NEXT - 2021/04/07 )
ツイート
PR
関連記事
Interop Tokyo 2025が開催中 - 恒例企画「ShowNet」が人気
「Interop Tokyo 2025」が6月開催 - テーマ「社会に浸透するAIとインターネット」
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省