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1年間不使用のメールアカウントに不正アクセス - 人道支援団体

人道支援活動を行っているCWS Japanは、メールアカウントが不正アクセスを受け、関係者に不正なメールが送信されたことを明らかにした。

同会によれば、3月6日に不審なメールを受信したと報告が外部から寄せられ、調査を行ったところメールアカウント1件が不正アクセスを受けていたことが判明した。

同アカウントは約1年間にわたり利用していなかったが、不正アクセスによりzipファイルを添付した4件ほどの英文メールが関係者に対して不正に送信されたという。送信されたファイルの内容などはわかっていない。

不正アクセスを受けた原因は不明。今回の不正アクセスにともなう情報流出などは確認されていないという。

同会では、対象となるメールアカウントを削除し、パスワードの再設定を実施。情報処理推進機構(IPA)へ被害を届けたほか、関係者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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