フィッシングURL、前月比22.9%減 - 報告は4カ月連続で3万件超
2月のフィッシング報告件数は3万949件で、4万3972件で過去最多を記録した1月から減少した。悪用されたURL件数やブランド件数も減少している。
フィッシング対策協議会が、同月に把握したフィッシング攻撃の状況について取りまとめたもの。
同月に寄せられたフィッシングの報告は3万949件。1日あたり1105.3件の報告が寄せられた。過去最多を記録した1月の4万3972件より1万3023件減少したものの、4カ月連続で3万件を上回った。
フィッシングに利用されたユニークなURLは4538件。前月の5884件から1346件減少した。1日あたり162件のURLが確認されている。同月に悪用されたブランドは59件で、前月から8件減少した。

フィッシング報告やURLの推移(フィ対協発表のもと独自に作成)
(Security NEXT - 2021/03/04 )
 ツイート
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
	

