フィッシングURL、前月比22.9%減 - 報告は4カ月連続で3万件超
悪用されたブランドの業種は、クレジットカードや信販会社が16件、金融機関が7件だった。暗号資産(仮想通貨)関連も取引所の4件やウォレットなど、利用者が標的とされている。
ブランドを個別に見ると、上位の傾向は前月と変わらず、全体の60.4%を占める「Amazon」関連をはじめ、「三井住友カード」「楽天」「三菱UFJニコス」「MyJCB」を含めた上位5ブランドで報告全体の90.8%にのぼった。
「Amazon」関連のフィッシングメールでは、半数以上でURLにIPアドレスを使用しており、同協議会ではブラウザにより警告が表示されないケースも確認しているという。
ログインを促すようなメールやSMSを受信した際は、正規のアプリや事前にブックマークしたサイトよりログインし、情報を確認するよう、同協議会ではあらためて注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/03/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
侵入後に即攻撃するランサムウェア「Ghost」に注意 - 70カ国以上で被害
フィッシング報告とURL件数が大幅減 - 旧正月前後は縮小傾向
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増