「BIND 9」にリモートより悪用可能な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」にリモートより悪用されるおそれがある脆弱性が判明した。悪用は確認されていないが、開発元や関係機関では注意を呼びかけている。
「BIND 9.5.0」以降では、TSIGプロトコルの拡張機能「GSS-TSIG」を扱うAPI「GSS-API」におけるネゴシエーションメカニズム「SPNEGO」の実装において、バッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2020-8625」が存在することが明らかとなったもの。
「GSS-TSIG」を有効にしている場合、脆弱性が悪用されるとクラッシュし、サービス拒否に陥るほか、実証されていないものの、理論的にはリモートよりコードを実行されるおそれもあるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」における同脆弱性のベーススコアは「8.1」で、重要度は「高(High)」とレーティングされている。脆弱性の悪用は確認されていない。
Internet Systems Consortium(ISC)では、脆弱性を修正した「同9.16.12」「同9.11.28」を公開し、緩和策をアナウンス。日本レジストリサービス(JPRS)なども注意喚起を行った。
「GSS-TSIG」は、「BIND 9」を「Active Directory」のドメインコントローラーと組み合わせた環境や、「BIND 9」が「Samba」と統合されているネットワークでも、頻繁に利用されるとして注意が呼びかけられている。
(Security NEXT - 2021/02/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「XenServer」「Citrix UniconOS」など3製品に脆弱性 - 修正版を公開
Adobe、アドバイザリ11件を公開 - 深刻な脆弱性にも対処
Atlassian製品や複数セキュリティ製品など、脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米CISA
「Chrome」にセキュリティアップデート - 前回更新から2日
「Drupal」に脆弱性 - 拡張モジュールとの組み合わせで深刻な影響も
SAP月例更新で新規アドバイザリ16件 - 4件が「クリティカル」
「Firefox 158」を公開、脆弱性77件を修正 - 延長サポート版も更新
「Zoom Workplace」などに脆弱性4件 - 最新版へ更新を
Palo Alto機器に搭載される「PAN-OS」に脆弱性 - 一部悪用を確認
Ciscoメールセキュリティ製品の添付ファイル処理に脆弱性 - すでに悪用も
