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「Aruba ClearPass Policy Manager」に複数の脆弱性

Aruba Networksのネットワーク管理製品「Aruba ClearPass Policy Manager」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。

脆弱性によって影響を受けるバージョンは異なるが、あわせて18件の脆弱性が明らかとなったもの。共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のベーススコアで見ると、ウェブ管理インタフェースにおいて、認証なしに悪用が可能となるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2021-26678」がもっとも高く「8.0」。

「CVE-2021-26679」「CVE-2021-26680」「CVE-2021-26681」「CVE-2021-26683」「CVE-2021-26684」が「7.2」でついで高い。いずれも重要度は「高(High)」とレーティングされている。

同社では、これら脆弱性を修正したアップデートとして「同6.9.5」「同6.8.8-HF1」「同6.7.14-HF1」をリリースした。今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2020-7120
CVE-2020-26680
CVE-2020-26681
CVE-2020-26682
CVE-2020-26683
CVE-2020-26684
CVE-2020-26685
CVE-2020-26686
CVE-2021-26677
CVE-2021-26678
CVE-2021-26679
CVE-2021-26680
CVE-2021-26681
CVE-2021-26682
CVE-2021-26683
CVE-2021-26684
CVE-2021-26685
CVE-2021-26686

(Security NEXT - 2021/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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