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ランサムウェア「Fonix」が活動停止 - 謝罪して復号鍵を公開

一方、活動の停止は関係者の総意ではなく、グループは混乱に陥っているとし、メッセージツール「Telegram」の同グループアカウントを管理していた関係者が「Fonix」のソースコードを売却すると投稿したが、フェイクデータによる詐欺だと述べた。

復号鍵の公開を受けて、カスペルスキーでは、ランサムウェアの無償復号ツール「Rakhni Decryptor」をアップデート。同マルウェアによる暗号化ファイルの復号に対応した。同ツールは同社サイトより入手することができる。

同社は、ランサムウェアの作成者が暗号鍵を公開するケースもあるとして、ランサムウェアの被害に遭い、身代金を払わなかった場合も、暗号化されたファイルは破棄せずに保存しておくよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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