Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ロジテックの複数製品に脆弱性 - EOLのため利用中止を

ロジテックの複数ネットワーク製品に脆弱性が明らかとなった。アップデートの提供予定はなく、利用の中止が呼びかけられている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同社ネットワーク製品「LAN-WH450N/GR」「LAN-W300N/PR5B」「LAN-W300N/PGRB」「LAN-W300N/RS」に脆弱性が明らかとなったもの。製品によって影響は異なるが、あわせて8件の脆弱性が判明した。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアが高い脆弱性としては、OSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2021-20638」「CVE-2021-20639」やバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2021-20635」が「6.8」。他脆弱性はいずれも「4.3」とレーティングされている。

いずれの製品もサポートがすでに終了しており、アップデートの提供予定はなく、製品の利用を中止するよう呼びかけられている。

CVE-2021-20635
CVE-2021-20636
CVE-2021-20637
CVE-2021-20638
CVE-2021-20639
CVE-2021-20640
CVE-2021-20641
CVE-2021-20642

(Security NEXT - 2021/02/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性