Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2020年4Qの脆弱性登録は1423件 - 前年同期の3分の1

登録状況を製品別に見ると、「Windows 10」が184件で最多だった。「Windows Server」が177件、「Windows Server 2019」が165件と続く。上位20製品のうち、14製品がOS関連で、上位10製品のうち9製品は「Windows」関連となっている。

「Windows 7」が78件、「Windows Server 2008」が86件と、2020年1月14日のサポート終了後も、引き続き脆弱性が多数脆弱性が登録されており、注意が必要だ。

産業用制御システムに関する脆弱性情報は57件が登録され、累計の登録件数は2815件となった。脆弱性の登録が多かった上位20製品は以下の通り。

1位:Windows 10(184件)
2位:Windows Server(177件)
3位:Windows Server 2019(165件)
4位:Windows Server 2016(143件)
5位:Windows Server 2012(96件)
6位:Windows 8.1(86件)
6位:Windows Server 2008(86件)
8位:Windows RT 8.1(83件)
9位:Windows 7(78件)
10位:Qualcomm component(69件)
11位:MySQL(48件)
12位:iOS(46件)
12位:iPadOS(46件)
14位:SharePoint Server(36件)
15位:Mac OS X(35件)
16位:watchOS(34件)
17位:SharePoint Enterprise Server(33件)
18位:tvOS(32件)
19位:Office(29件)
19位:365 Apps(29件)

(Security NEXT - 2021/01/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性