Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PHPにセキュリティ更新 - 「PHP 7.4.14」「同7.3.26」が公開

PHPの開発チームは、セキュリティアップデートとなる「PHP 7.4.14」「同7.3.26」をリリースした。

両バージョンにおいて、入力がURLであるか確認する「FILTER_VALIDATE_URL」関数において明らかとなった脆弱性「CVE-2020-7071」に対応した。

さらに「同7.4.14」では、インテグラオーバーフローやPHPがクラッシュする脆弱性など複数の修正を実施。開発チームでは、「同7.4系」「同7.3系」の利用者に対してアップデートを推奨している。

またあわせて「同8.0.1」を公開した。開発チームでは、バグ修正のためのリリースとしており、セキュリティアップデートとの位置づけではないが、同じく「CVE-2020-7071」やインテグラオーバーフローの修正などを実施している。

(Security NEXT - 2021/01/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正