Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

不正アクセスで「レール&レンタカー」予約者のメアド流出

駅レンタカーシステムは、同社が運営するウェブサイトが不正アクセスを受け、顧客のメールアドレスが流出したことを明らかにした。

同社によれば、同社が運営するウェブサイトが不正アクセスを受け、鉄道とレンタカーをセットで利用できる「レール&レンタカー」などを予約した顧客のメールアドレス25万3979件が流出したもの。

そのほか顧客の生年月日の一部についてのべ42件の流出を確認したほか、同社営業所のメールアドレス65件のほか、電話番号やファックス番号も窃取されたという。

同社サイトにある「レール&レンタカー」のリンクから予約をした顧客の情報が対象で、それ以外のインターネット予約や電話予約した顧客は含まれないという。

12月1日に顧客からフィッシングメールが届いていると連絡があり、システムの調査を行ったところ、脆弱性を突く不正アクセスによって、顧客のメールアドレスが流出したことを同月7日に確認。11日に速報としてアナウンス後、影響範囲など詳細について調べていた。

同社では対象となる顧客に対し、メールで順次連絡を行っている。また、関係行政機関や警察への報告、相談を行っている。

(Security NEXT - 2020/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メールアカウント3件に不正アクセス、個人情報が流出 - 近大関連会社
トヨタの社用車管理サービスに不正アクセス - 原因は古いアクセスキー
鹿児島農産品の通販サイトで個人情報流出の可能性 - クレカや認証情報も
LINEヤフーのサイバー攻撃被害、メールやSlack上でも - 対象件数を修正