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サイバー攻撃の被害額、8割超が100万円未満 - 日本損保協会調査

サイバー攻撃による被害を受けたことがある企業は13.4%。攻撃の内容を見ると、「マルウェア」「ランサムウェア」がともに31.7%で最多。

「ビジネスメール詐欺(BEC)やフィッシングサイト」が24.4%、「標的型攻撃」が13.7%で「ウェブサイトへの不正ログイン、情報窃取、ウェブサイトの改ざん」が11.7%だった。

攻撃を受けたことがあると回答した企業に被害額を尋ねたところ、73.8%が50万円未満と回答。50万円以上100万円未満が12.1%、100万円以上500万円未満が5.6%、500万円以上1000万円未満が6.5%だった。1000万円以上1億円未満が1.9%で1億円以上とする回答はなかった。

サイバー事故を経験したことがある企業が、事故発生直後の対応で苦労したことは「復旧対応」が62.9%でもっとも多く、「原因、影響範囲の特定(58.5%)」「社内、社外への通知(39.0%)」と続いた。

(Security NEXT - 2020/12/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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