ポータルサイト「長崎原爆の記憶」が改ざん被害 - 長崎市
長崎市が提供するポータルサイト「長崎原爆の記憶」が不正アクセスを受けたことがわかった。同市は同サイトの公開を一時停止し、調査を進めている。
長崎の原爆に関する資料の検索サービスやリンク集などを提供するポータルサイト「長崎原爆の記憶」が不正アクセスを受け、何者かに改ざんされる被害が発生したもの。
12月3日17時ごろ、同サイトに意図しない英文や特定のプログラムをダウンロードさせるリンクが追加されていることに職員が気が付き、同日23時ごろにサイトを停止した。
不正アクセスを受けた原因などについて調査を進めているが、具体的な復旧の見込みは立っていないという。
同市では、同サイトへのリンクを設置していたウェブサイト「平和・原爆」内の「平和・原爆総合ページ」についても、被害は確認されていなかったものの大事をとって翌4日に公開を停止。その後、セキュリティ対策を強化し、同ページの安全性を確認できたとして、12月5日11時より公開を再開している。
(Security NEXT - 2020/12/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
CMSに総当たり攻撃、個人情報流出の可能性 - 体育器具メーカー
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
アスクル、ウェブ経由の注文を再開
リフォーム業者口コミサイト、一部顧客情報が流出した可能性
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定
サイト侵害で個人情報流出の可能性 - 幼児向け通信教材会社
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
