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Fortinet製VPN使う脆弱なホスト情報が公開 - 平文パスワードなども

「FortiOS」について脆弱性を受ける状態で利用している場合は、攻撃の対象となるおそれもあるとして同センターでは警鐘を鳴らしている。

また同製品に関しては、「CVE-2018-13382」「CVE-2018-13383」など別の脆弱性についても実証コードや、脆弱性の詳細が公表されていると指摘。製品のアップデートなど対策を促した。

意図しないユーザー登録やログによる不正な認証の確認、VPNを通じてアクセス可能なネットワークやドメインコントローラーへの侵害などがないか調査を行い、侵害状況を確認するよう求めている。

すでに攻撃を受けていた場合は、脆弱性の解消だけでは再び窃取された認証情報で「SSL VPN」により接続されるおそれがあると危険性を指摘。ユーザーアカウントのパスワードを変更といった対策も講じるよう求めている。

(Security NEXT - 2020/11/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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