Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Ciscoのセキュリティ管理製品に深刻な脆弱性 - 修正版にも脆弱性

いずれも「同4.21」および以前のバージョンが影響を受けるとされており、脆弱性を修正した「同4.22」を提供しているが、同版では脆弱性「CVE-2020-27131」が未修正となっており、アップデートは11月18日の段階で用意されていない。

「CVE-2020-27131」は、認証なしにリモートより任意のコマンドが実行されるおそれがあるJavaのデシリアライズに関する脆弱性で、「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.1」。重要度は「高(High)」となっている。

同社は「CVE-2020-27131」についても、脆弱性へ対処したアップデートを提供する方針を示しており、今後リリースされる見込み。

(Security NEXT - 2020/11/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Spring Cloud Gateway Server Webflux」に情報漏洩の脆弱性
機械学習フレームワーク「Keras」に深刻な脆弱性 - 8月の更新で修正
「LANSCOPE」エンドポイント管理製品に脆弱性 - 4月以降、攻撃を観測
プロキシサーバ「Squid」に認証情報が漏洩する深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - セーフブラウジング関連の脆弱性を解消
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開
「ConnectWise Automate」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
Cisco製IPフォンや侵入検知エンジン「Snort 3」などに脆弱性
Ruijie製ブリッジ「RG-EST300」に非公開SSH - 修正予定なし
バッファロー製Wi-Fiルータ「WXR9300BE6Pシリーズ」に脆弱性