カプコン、ランサム被害を公表 - 個人情報最大36.4万件を窃取された可能性
被害が生じた11月2日より約2週間を経て詳細が公表されたが、同社を攻撃するために作成されたランサムウェアを用いた攻撃であり、サーバにおけるデータが暗号化され、アクセスログが消去されたことなどからも、調査や解析などに時間を要したと説明。
ランサムウェアによって身代金が要求されているが、脅迫に対する対応方針については、「警察と連携して対応している状況で詳細については回答できない(同社広報)」としてコメントを避けた。
また同社では、個人情報保護委員会にくわえて、欧州データ保護規則(GDPR)への対応として、同社子会社があるイギリスのデータ保護機関(DPA)であるICOに状況を報告した。
復旧についても進めており、同社ではセキュリティを強化するとともに、サーバを再構築し、データの確認作業を行っている。不正アクセスの影響で、メールなども利用できない状態となっていたが、現在は回復。コンテンツ開発や事業継続などに支障はなく、今回の不正アクセスによる業績への影響は軽微であるとの見方を示している。
(Security NEXT - 2020/11/16 )
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