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SFCへ不正アクセス、個人情報流出の可能性 - 慶大

慶応義塾大学は、不正アクセスを受け、学生や教員の個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同大湘南藤沢キャンパスが不正アクセスを受けた可能性があるとして調査を進めていたが、情報ネットワークシステムと授業支援システムが不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性があることが判明したもの。

対象となるのは、湘南藤沢キャンパス事務室が管理する情報で、学生に関しては、氏名や同大メールアドレス、所属情報、入学年月日など5088件、学生の顔写真データ1万8636件、学生の履修履歴情報4493件が流出したおそれがある。

また教員については、氏名や、所属、職位、メールアドレス、シラバスシステムにログインするためのパスワードなど2276件のほか、住所193件や、22人に関するメールデータ、職員および委託業者の氏名やメールアドレスなど233件も被害にあった可能性があるという。

またこれ以外にも情報ネットワークシステムと授業支援システムに保存されていた個人情報は、漏洩した可能性について完全に否定できないとしている。

(Security NEXT - 2020/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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