Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カプコンに不正アクセス - 一部社内システムを停止

カプコンは、外部より不正アクセスを受けたことを明らかにした。社内のネットワークを一時停止しており、メールなどの運用に影響が出ている。

同社によれば、11月2日未明より、同社グループの一部システムでメールシステムやファイルサーバなどにアクセスしづらくなる障害が発生したもの。同社では不正アクセスの痕跡を確認しており、同日より社内ネットワークの稼働を一部停止した。

11月4日の時点で顧客情報の流出は確認されていない。不正アクセスについて調査やシステムの復旧作業を進めているが、具体的な内容についてはコメントできないとしている。

また今回の不正アクセスは、事務に用いるネットワークが影響を受けているもので、同社が提供するゲームのインターネット接続や、ウェブサイトは通常どおり提供している。

(Security NEXT - 2020/11/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
職員アカウントが侵害、迷惑メールの踏み台に - 中部生産性本部
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
研究者向けサイトに不正アクセス、非公開ページに書込 - 日本リウマチ学会
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD