2020年3Qの脆弱性登録は3082件 - 前四半期から1197件減
2020年第3四半期に脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」に登録された脆弱性情報は3082件だった。前四半期から1197件減少している。
「JVN iPedia」は、2007年4月より公開されている脆弱性対策情報のデータベース。国内のソフトウェア開発者が公表した情報をはじめ、脆弱性情報ポータルサイト「JVN」、米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」の公開情報などを登録している。
情報処理推進機構(IPA)によれば、同四半期に登録された脆弱性情報は3082件。前四半期の4279件から1197件減となった。内訳を見ると、国内製品開発者による登録情報が4件、「JVN」の掲載情報が232件、「NVD」の情報が2846件だった。
同データベースへの累計登録件数は12万3965件。英語版はあらたに29件登録され、累計2188件となった。

「JVN iPedia」への登録件数推移(グラフ:IPA)
(Security NEXT - 2020/10/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年8月31日〜2025年9月6日)
先週注目された記事(2025年8月24日〜2025年8月30日)
先週注目された記事(2025年8月17日〜2025年8月23日)
先週注目された記事(2025年8月10日〜2025年8月16日)
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
先週注目された記事(2025年7月27日〜2025年8月2日)
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍