Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Java SE」のアップデートが公開、脆弱性8件を解消

Oracleは、定例パッチ「クリティカルパッチアップデート(CPU)」にて「Java SE」のアップデートを実施し、脆弱性8件を修正した。

バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、今回のアップデートでは、あわせて8件に対応した。いずれもリモートより悪用されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアを見ると、もっとも高い脆弱性「CVE-2020-14803」においても「5.3」とされており、他脆弱性はいずれも「5」未満となっている。

同社は、脆弱性に対処した「Java SE 15.0.1」「同11.0.9」「同8u271」「同7u281」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も