米政府、中国関与のサイバー攻撃で利用された脆弱性25件を公表
「Windows Server」の脆弱性も標的とされており、「Windows DNS」に明らかとなった「CVE-2020-1350」をはじめ、「CVE-2020-1472」「CVE-2019-1040」「CVE-2020-0601」「CVE-2019-0803」などが標的となった。
またサポートが終了している「Windows XP」や「Windows Server 2008」「同2003」などが影響を受ける「CVE-2019-0708」に対する攻撃も観測されている。
「Cisco IOS XR」に明らかとなった「CVE-2020-3118」やMTAである「Exim」における「CVE-2018-6789」のほか、ウェブ基盤であるAdobe ColdFusionの「CVE-2018-4939」や、Oracleの「WebLogic」における「CVE-2015-4852」、「Fusion Middleware」に明らかとなった「CVE-2020-2555」などもリストに挙げた。
さらにSymantecのメッセージゲートウェイにおける「CVE-2017-6327」のほか、AtlassianやZoho、DrayTekなどの製品も脆弱性も標的になっていると指摘し、注意を促している。
同局がリストに示した脆弱性は以下のとおり。
CVE-2015-4852
CVE-2017-6327
CVE-2018-4939
CVE-2018-6789
CVE-2019-0708
CVE-2019-0803
CVE-2019-1040
CVE-2019-3396
CVE-2019-11510
CVE-2019-11580
CVE-2019-18935
CVE-2019-19781
CVE-2020-0601
CVE-2020-0688
CVE-2020-1350
CVE-2020-1472
CVE-2020-2555
CVE-2020-3118
CVE-2020-5902
CVE-2020-8193
CVE-2020-8195
CVE-2020-8196
CVE-2020-8515
CVE-2020-10189
CVE-2020-15505
(Security NEXT - 2020/10/21 )
ツイート
PR
関連記事
GitLabに3件の脆弱性 - セキュリティアップデートをリリース
F5、四半期定例アドバイザリで脆弱性12件に対処
GeoVision製EOL機器に対する脆弱性攻撃が発生 - 米当局が注意喚起
RadwareのクラウドWAFに脆弱性 - フィルタ回避のおそれ
Cisco IOS XE無線LANコントローラに脆弱性 - root権限奪取のおそれ
SonicWall「SMA100」シリーズに脆弱性 - 初期化やファイル書き込みのおそれ
API管理ツール「WSO2 API Manager」の旧版にXXE脆弱性
「Chrome」にセキュリティアップデート - 修正2件を実施
米政府、GW期間中に悪用確認脆弱性10件を追加
PHPのDB接続ライブラリ「ADOdb」のPostgreSQLドライバに深刻な脆弱性