Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SonicWall製品のVPNに深刻な脆弱性 - 約80万台に影響か

脆弱性の判明を受けて、SonicWallでは脆弱性を修正した「SonicOS 7 7.0.0.0-2」「同6.5.4.7-83n」「同6.5.1.12-1n」「同6.0.5.3-94o」「同6.5.4.v-21s-987」をリリースした。

同社では「CVE-2020-5135」以外にも、重要度が1段階低い「高(High)」とされる脆弱性5件や、さらに1段階低い「中(Medium)」とされる脆弱性5件を公表している。5.9系なども影響を受ける脆弱性が含まれており、あわせて注意が必要だ。

今回明らかとなった脆弱性は以下のとおり。

CVE-2020-5133
CVE-2020-5134
CVE-2020-5135
CVE-2020-5136
CVE-2020-5137
CVE-2020-5138
CVE-2020-5139
CVE-2020-5140
CVE-2020-5141
CVE-2020-5142
CVE-2020-5143

20201019_sw_001.jpg
あわせて11件の脆弱性を修正した(表:SonicWall)

(Security NEXT - 2020/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供