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PHPにセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消

PHPの開発チームは、アップデート「PHP 7.4.11」「同7.3.23」「同7.2.34」を10月1日にリリースした。

開発チームでは、これらアップデートについてセキュリティリリースと位置づけており、2件の脆弱性へ対処したほか、「同7.4.11」「同7.3.23」についてはバグについても修正が実施されている。

具体的には、エンコード処理の問題で、Cookie名が偽造されるおそれがある脆弱性「CVE-2020-7070」に対応。さらに関数より「OpenSSL」の「AES-CCM mode」を利用する際の初期化ベクトルに問題がある脆弱性「CVE-2020-7069」を修正した。

開発チームでは、各系統の利用者へ最新版へアップデートするよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/10/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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