Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

QNAP製NASのアプリに深刻な脆弱性 - アップデートがリリース

QNAP Systemsは、同社製「NAS」や「Photo Station」が搭載するOS「QTS」の一部アプリに深刻な脆弱性が含まれていることを明らかにした。

「QTS 4.2.2」以降に搭載されているアプリ「Helpdesk」には、アクセス制御に不備がある脆弱性「CVE-2020-2506」「CVE-2020-2507」が含まれるという。

脆弱性を悪用されるとデバイスの制御を奪われるおそれがあり、脆弱性の重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社は8月17日にリリースした「Helpdesk 3.0.3」で修正済みとしており、同社では最新版へのアップデートを強く推奨している。

(Security NEXT - 2020/10/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正