東映ビデオの通販サイトで情報流出か - クレカ会社と見解に相違
東映の子会社である東映ビデオの「東映ビデオオンラインショップ」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が流出した可能性があることがわかった。情報流出の有無について同社とクレジットカード会社で見解の相違があるという。
2019年5月27日から2020年5月11日にかけて、システムの脆弱性を突かれ、プログラムの改ざんにより、同サイトでクレジットカード決済を行った最大1万21人分のクレジットカード情報1万395件が外部に流出した可能性があることが判明したもの。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが含まれる。
クレジットカード会社より5月11日に情報流出の可能性について指摘があり、外部事業者による調査を実施。調査は5月29日に完了している。
同社は、重大な脆弱性は見つからなかったとする一方、クレジットカード会社より第三者がプログラムを改ざんし、情報を窃取された可能性があるとの指摘を受けたと説明。警察に対して6月16日、個人情報保護委員会に対しても同月25日に報告を実施した。
同社は、情報流出の有無についてクレジットカード会社の見解と相違があるとしつつも、注意喚起のためとして、対象となる顧客に対し、9月30日よりメールや書面を通じて経緯の報告や謝罪を行っている。クレジットカードの再発行費用が生じた場合も同社が負担するという。
(Security NEXT - 2020/10/07 )
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