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連携決済サービスの出金被害、109件約1811万円 - ゆうちょ銀

ゆうちょ銀行は、同行と連携する決済サービスを通じて不正出金が行われた問題で、被害状況を明らかにした。

同行では、12社の決済サービスと連携し、即時振替サービスを提供しているが、被害が確認されている6社に関し、9月17日に開催した記者会見で件数や被害額を明らかにしたもの。

あわせて109件、1811万1000円の被害が発生している。内訳を見ると、「ドコモ口座」が82件1546万円、「Kyash」が3件23万円、「PayPay」が17件49万5000円、「メルペイ」が3件49万8000円、「LINE Pay」が2件49万8000円、「PayPal」が2件で1万円。

同行に関しては、連携6社で被害が生じたことを高市早苗総務大臣が9月15日に明らかにしたが、これまで具体的な社名や内容については調査中として明らかにしていなかった。

同社への取材で、これら出金被害がそれぞれ異なる同行口座で発生したものか、同一口座において、複数の連携サービスにより、重複して出金されたものか尋ねたが、現時点では公表できないという。

(Security NEXT - 2020/09/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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