8月修正「Windows Server」の脆弱性狙う悪用コードが公開 - 米政府警告
CISAは、パッチ未適用のシステムは攻撃者にとって魅力的な標的であるとし、ドメイン管理者のアクセス権限を取得されるおそれがあると指摘。「CVE-2020-1472」が悪用された場合に大きな影響を及ぼすおそれがあり、警告を発している。
セキュリティ更新プログラムは、米時間8月11日にマイクロソフトよりリリースされており、同プログラムの適用により、同脆弱性から「Windowsデバイス」と「ドメインコントローラー(DC)」が保護できるとしている。
一方でマイクロソフトのアドバイザリでは、パッチの適用は対応の初期フェーズであり、脆弱性から保護するには、セキュアRPCを適用する必要があると説明。パッチ適用後に「ドメインコントローラー(DC)強制モード」を展開するか、2021年第1四半期に公開予定の更新プログラムを適用するといった追加対策の必要性についても言及しており、注意が必要となる。
(Security NEXT - 2020/09/15 )
ツイート
PR
関連記事
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正

