Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「TLS 1.2」以前に「Raccoon Attack」のおそれ - OpenSSL、F5などが対処

脆弱性の判明を受け、OpenSSLの開発チームは「CVE-2020-1968」として対処。脆弱性の重要度を「低(Low)」とレーティングしている。開発チームでは、「同1.1.1系」は、静的なDH暗号スイートを実装しておらず、「DHシークレット」を再利用しないため、影響を受けないと説明。

「同1.0.2系」については、「OpenSSL 1.0.2u」を最後に2019年12月31日をもってサポートが終了している。プレミアムサポートの契約者に対しては、「OpenSSL 1.0.2w」で暗号スイートをデフォルトではコンパイルに含めない「weak-ssl-ciphers」リストに移動することで対処した。

またマイクロソフトは、9月の月例セキュリティ更新で「CVE-2020-1596」として対応。Mozillaは「CVE-2020-12413」を割り当て、「Firefox 78」で暗号スイート「DH」「DHE」のサポートを中止している。

一方、F5では、「CVE-2020-5929」として対処しており、パッチや緩和策をアナウンスした。「DH鍵交換」を有効化している場合に影響がある。いくつかのF5製品では、正確なタイミングを測定することなく攻撃が可能であるとされており、注意が必要となる。

(Security NEXT - 2020/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache bRPC」に深刻なRCE脆弱性 - アップデートやパッチ適用を
キヤノン製スモールオフィス向け複合機に複数の深刻な脆弱性
全文検索エンジン「Apache Solr」に複数の脆弱性
GitLab、重要度「High」3件含むセキュリティ更新をリリース
「Java SE」にアップデート - 脆弱性11件に対処
GNU Inetutilsの「telnetd」に認証回避の脆弱性 - rootログインのおそれ
「Apache Airflow」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートで修正
「BIND 9」にサービス拒否の脆弱性 - 権威、リゾルバに影響
米当局、Ciscoのコミュニケーション製品の脆弱性悪用に注意喚起
「Cisco Unified Communications」に深刻なRCE脆弱性 - 攻撃試行も確認