Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

要援護者登録者名簿2件が所在不明に、引継過程で - 熊本市

熊本市は、個人情報が記載された要援護者登録者名簿が所在不明となっていることを明らかにした。

同市によれば、地区の民生委員に配布していた要援護者登録者名簿と個別避難支援プランを綴じたファイル2件の紛失が判明したもの。

要援護者24人分、緊急連絡先36人分の個人情報が記載されており、氏名や住所、電話番号、身体の状態、認知症の有無、世帯の構成などが含まれる。

民生委員の交代にあたり、名簿は前任者から後任者へ直接引き継ぎ、後任者が報告するしくみだが、引き継ぎの過程で所在不明となった。前任者のひとりは、同市職員に返却したと話しているが、同市福祉課では記録簿を用意しておらず、確認できないという。

同市では関係者に事情の説明を行い、謝罪。同市や熊本市社会福祉協議会では、名簿の引き継ぎについて確認を徹底し、同市福祉課へ返却された場合には記録を残すとしている。

(Security NEXT - 2020/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

市内小学校で児童指導要録抄本が所在不明に - 川崎市
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大
高校生徒の写真データ含む私物スマホを紛失 - 大阪府
中学校でアンケート票を紛失、一部が県教委に届く - 春日井市
新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市