「Cisco IOS XR」にサービス拒否の脆弱性 - ゼロデイ攻撃も
Cisco Systems製のルータに搭載されているOS「Cisco IOS XR」において、ルータ間で利用するマルチキャストプロトコル「DVMRP(Distance Vector Multicast Routing Protocol)」の処理に脆弱性が明らかとなった。すでに悪用も確認されており、同社ではアップデートの準備を進めている。
「IGMPパケット」の処理に問題があり、リモートより認証なしにインターネットグループ管理プロトコル(IGMP)を扱うプロセスをクラッシュさせたり、メモリを浪費させることが可能となる脆弱性が明らかとなったもの。メモリの枯渇が生じた場合、他プロセスの動作が不安定になるおそれもある。
「Cisco IOS XR」を稼働するすべての機器に影響があり、脆弱性には「CVE-2020-3566」「CVE-2020-3569」が採番されている。共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「8.6」、重要度は「高(High)」とレーティングされている。
すでに脆弱性の悪用が確認されており、同社はログより攻撃を検知するための「IoC(Indicators of Compromise)」情報を公開した。
同社はこれら脆弱性を修正するアップデートの準備を進めるとともに、脆弱性の影響を抑える緩和策をアナウンスし、利用者に対応を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/09/04 )
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