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写真クラウドのデータ消失、原因はプログラムミス - キヤノン

デジタルカメラの撮影画像が保存できるクラウドサービス「image.canon」において利用者の一部保管データが消失した問題で、キヤノンはプログラムミスが原因だったことを明らかにした。

同社によると、同サービスをコントロールするソフトウェアについて、7月30日にあらたなバージョンへ切り替えたところ、不具合が発生したという。

同サービスでは、静止画や動画をアップロード後30日間まで容量に関係なく保存できる領域と、期間経過後も利用者の意向で10Gバイトまで保存できる領域を用意しているが、長期保存するファイルに対しても30日間経過後に削除するプログラムが動作し、保存データを削除したという。

同社では原因となったプログラムコードを特定、8月4日までに修正を終えている。今回の事態を受け、データの復旧など対応を検討するとしていたが、動画ファイルを回復する技術的手段はないとし、静止画についてもオリジナルの解像度への復元は行えないとして謝罪した。

同社は管理体制を強化し、信頼回復を目指して再発防止の徹底に努めると釈明。不正アクセスについては、痕跡など見つかっていないとし、画像データの流出をあらためて否定している。

(Security NEXT - 2020/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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