成績含む資料を学生に開示、匿名メールで指摘 - 名古屋市大
名古屋市立大学の教員が、学生の成績を含む資料を一部の学生に開示し、流出していたことがわかった。
同大によれば、7月3日12時ごろ、総合生命理学部の教員が、同学部3年生の研究室配属に関する事前シミュレーション結果を示す資料について、一部の学生に閲覧と撮影を許可したという。資料には、一部の学生の成績(Grade Point Average)が含まれていた。
同日22時ごろ、学年担任の教員に個人情報の流出を指摘する匿名のメールが届き、問題が判明した。
今回の問題を受けて、同大では翌6日に同学部3年生全員に対し、メールで個人情報の流出を報告して謝罪。さらに同月8日、10日に説明会を開催して経緯の説明と謝罪を行った。資料の画像を保存していた学生には、データを削除したことを確認したとしている。
(Security NEXT - 2020/07/14 )
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