Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

行政文書ファイル1冊が所在不明、匿名通報で発覚 - 関東財務局

関東財務局は、個人情報含む行政文書ファイル1冊の所在がわからなくなっていることを公表した。

同局によれば、行政文書333枚を綴じているファイル1冊を紛失していることが判明したもの。

個人情報を含む行政文書1枚が庁舎内に落ちていたことを指摘する内容の手紙と行政文書のコピーが1月24日に匿名の封書で届き、行政文書を保管する事務室内の文書棚を確認したところ、ファイルが見あたらないことが発覚した。

同ファイルには、国有地の管理処分を委託している業者から提出された郵便発信管理表、郵便受信管理表、公文書等複製物管理表などが含まれる。

郵便物の宛先や送り主の氏名、住所のほか、委託業者職員の名字など約2600人分の個人情報が記載されている。

外部に持ち出すファイルではないとしており、同局では原因について調べている。対象となる関係者に対しては書面を送付して謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2024/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
能登半島地震被災地域の登録セキスペ、登録更新申請期限迫る
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
グリコでシステム障害、冷蔵食品を出荷停止 - 再開は5月中旬予定
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性